ホキ5700形箱型

標準タイプのホキ5700形を増備すると箱型車体も欲しくなるのが人情というもの。少々高価ではあるがコスミックのペーパーキットを試してみた。レーザー加工の鋼体の表現は素晴らしいが手すり類まで紙なのには参った。デリケートすぎてうまく作れる気がしないし、完成後の強度も不安なので全て5φ真鍮線で作り替え。
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hoki 5700

チチブ所属のこのタイプのトップナンバー5708とラストナンバー5713。

屋上とランボードは表現が物足りなく感じたのでエコーの網目板を奢った。梯子は何とか組立てたものの乱れてしまった。組み立てには細心の注意が必要。ブレーキハンドルはジャンクボックスから見つけたプラ製の余り物。

hoki 5700

屋根中央とランボードは網目板を奢った。手すり類は全て真鍮線に置換え。(塗装前に撮影)

このキットには床下機器が付属していないので適宜部品を調達。荷下ろし用のエアスライドの配管は真鍮線や端材等でそれらしく作った。線路上に置けばあまり見えない部分ではある。台車は同時に製作した、富のタキ1900プラキットのものを流用。車体が軽いのでプラ台車で十分実用に耐える。

hoki 5700

床下はそれらしくデッチ上げた。(塗装前に撮影)

同キットを2両購入したが、経済面からは1両だけ購入してもう1両はコピー品の自作も良いかも。密度や完成度を求めるならお値段はそれなりに張るがアダチの真鍮キットをお勧めする。

チチブセメントには476両のホキ5700形が在籍したが箱型車体の所謂カバードホッパーは、再初期ロットの6両(5708〜5713)のみで全て東洋工機製。他社所属車と通し番号なので車番は製造ロット毎に飛び飛びになっている。


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